VRのマーケティングがいくら進んでも、VR自体が普及し、認知されなければ意味がありません。
そんな現在のVRを取り巻く課題の中で、メガネの「JINS」が面白い普及策を発表しましたので、ご紹介したいと思います。
感覚を広げ、視点を変える。オンラインショップの配送箱は期間限定で「JINS-VR」に。
このようなキャッチで発表された本キャンペーンは、まさに、そのとおりで、
JINSオンラインショップで商品を購入すると、その発送箱のダンボールがVRゴーグルになるというもの。
VRゴーグルを無料で配布し、自社の「JINSアプリ」をダウンロード、楽しんでもらおうというストーリーだ。
参考URL：https://www.jins.com/jp/st/jinsvr/
アプリダウンロード後は、メールアドレスを必要とする新規会員登録が必要なため、この関門突破の切り札的な戦略ともとれる。
コストを最小限にしてVRゴーグルを配布し、自社のコンテンツに誘導する手段としては、かなり秀逸です。
実際にキャンペーンがスタートして、ダウンロード数がどのくらい伸びるのか気になりますね。
ちなみに、VRゴーグルは、もちろん「JINSアプリ」以外にも対応しますので、
VR押しの同社だけの恩恵ではなく、VR業界全体の活性化に繋がります。
「JINSアプリ」では、VRコンテンツだけでなく、人工知能「JINS BRAIN」との連携によりメガネの似合い度もチェックできます。
●JINSアプリ
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