野村不動産、ノムコムに続いて、大手不動産、デベロッパーの参入です!大東建託さんの360度型のVR動画・内見システムです。
大東建託が、不動産の内見で360度・VR動画リリース
テストマーケティングの一環という触れ込みですが、大東建託が不動産の内見用のコンテンツとして、360度・VR動画マーケティングをはじめました。
http://e-heya.kentaku.net/campaign/panorama/
360度・VR動画は、野村不動産・ノムコムで使用されているマターポート(matterport)とは異なり、1視点からのパノラマタイプのもののようです。また、店舗にいながら、各部屋を見せるという取組みで展開し始めたようです。
対象としている店舗は、大東建託さんのグループ会社である「大東建託リーシング」さんが取り扱う10箇所の仲介店舗。基本、賃貸住宅の部屋探しに対してのサービス提供開始というイメージで、展開を開始しているようです。
この内見システムの特徴は、
360度カメラで撮影した動画と静止画の情報がシームレスにつながること
室内の動線、部屋の配置、室内全体の広さや雰囲気などを体感可能
Googleストリートビューとも連動し、周辺環境もVRで確認可能
そもそも、360度・VR動画マーケティング、コンテンツの売りの1つは、やはり、キッチン、洗面、浴室、トイレなどといった詳細をバーチャルにイメージしやすくできる点ですよね。実際に、その場にいかなくても、なんとなく把握できるのがいいところです。
しかも、この大東建託が展開する不動産の内見用のシステムは、最寄り駅から物件までの移動ルートや物件周辺環境もわかってくるというから面白い。もちろん、Googleストリートビューを活用しているので、そのデータを使ったものになると思いますが。
今回は試験導入ということで、実施期間も2017年11月〜2018年3月までという展開。対象となる10店舗は、千歳・秋田・岩沼・郡山・新潟・成田・神栖・八王子駅前・南草津駅前・高松という具合です。
いかがでしたでしょうか?内見情報を店舗で見れるのは、一見的に、不動産屋さんに訪れた人にもリーチしやすくなるので、いいですよね。大東建託のみならず、大手不動産、デベロッパーさんの今後の展開が気になるところです。
なお、マターポート(matterport)を活用した野村不動産・ノムコムの事例は以下にあります。
ちなみに、こういった家具屋さんとの展開も気になりますね!