JAL、ANA、航空業界大手が軒並みVRサービスに踏み出す。制するのはどっち。

事例

航空業界でVRの導入が活発的だ。
ANAは、旅行に行けない人向けに旅行に“VR同行”できるサービスを今月から開始した。

参考URL: ANA VIRTUAL TRIP
https://www.ana.co.jp/travel/vr/anavirtualtrip/monitor/

「ANA VIRTUAL TRIP」というこのサービスは、旅行者に、360度カメラ「RICOH THETA」と専用スマートフォンを貸出し、
旅行に行けない方へは、専用スマートフォンとVRヘッドセット「CREWL」(ナーブ製)を貸し出す。

旅行者が旅先でスマートフォンアプリを起動し、360度静止画像を撮影すると、旅行に行けなかった人のVRヘッドセットで閲覧でき、旅行を疑似体験できる。
旅行者とVR同行者のビデオ通話も可能とのこと。

旅行に行けなかった人は、旅行に行った人のVR動画を見てどう思うのでしょうか?
余計に虚しさが込み上げるのではないでしょうか・・・?

さて、JALでもVRサービス実施模様です。
9月10日よりビジネスクラスシートの利用客を対象に、往路の機内でVRサービス実証実験を行います。

実験ではVRサービスの利用を希望する乗客に対し、VRコンテンツ視聴機材(「Galaxy Gear VR」と「Galaxy S8」)を貸し出す予定。
乗客はKDDIが提供する5種類のVRコンテンツの中からお好みのコンテンツを選んで、楽しむことができるとのことです。

JAL プレスリリース
http://press.jal.co.jp/ja/release/201709/004409.html

ついてに提供されるコンテンツも面白いのでご紹介します。
「SYNC TRAVEL」というVRコンテンツでドイツやアルゼンチン、長岡など、各地各国への旅行が疑似体験できます。

旅行気分をさらに盛り上げてくれそうですね。
ビジネスクラスだけでなく、エコノミーにもぜひ提供して欲しいサービスです。

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