広島県にそんな事例があるんです。しかも、2017年のお話です。1週間で400%もアクセス数が増えたコンテンツの事例です。
猫の視点で、街を紹介するVR動画コンテンツ
広島の「尾道」の街並みを案内する「キャットストリートビュー」。
https://hiroshima-welcome.jp/kanpai/catstreetview/
広島県のPRを目的に作成された、ネコ目線での街の紹介をしていくコンテンツです。面白いので、ちょっと見てみてください。「キャットストリートビュー」のコンセプト動画です。
このコンテンツは、VR動画によって、街並を紹介していくというコンテンツでしたが、公開から1週間で、観光プロモーションサイトのアクセス数は通常時の約4倍にもなる132万ページビューを超えるアクセスになりました。
「キャットストリートビュー」は400を超える国内外のメディアで取り上げられました。動画による世界観の構築が非常にうまく展開されています。facebookのいいね数でも、37,000を超えており、観光地のマーケティング、町おこしのPRとしては非常にうまくいったケースといえます。
撮影は7月から2ヶ月間で作られたコンテンツ。
尾道でウケた、このコンテンツですが、竹原編コンテンツなども作られています。
http://hiroshima-welcome.jp/catstreetview/takehara/
こちらは竹原編のコンセプト動画です!
VRの良さである360度視点の面白さを生かしつつ、ファンの多い猫たちを活躍させることでwebコンテンツ作品として昇華させています。
具体的なコンテンツの面白さとしては
1、各エリアの見せ方を360度動画+VR
– 猫視点でのウォークスルー動画。リアルな街並みの表現
2、猫アイコンの収集、コレクション
– 95こある、猫マークを拾うという遊び
この2つにあると思っています。
この事例から考えられる教訓としては、観光地をただ見せるのではなく、そこにシンボルを活用する、その上で、コレクションなどの遊び要素を盛り込むという点です。もちろん、webなので、できるところ、できないところもありますが、お父さん、お母さんが、子供と一緒に、webで遊べるという点も見逃せません。
