世界中の遺跡や熱帯雨林、渓谷などを3D体験!Googleが教育アプリを一般公開

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Googleは日本時間7月20日に、これまで学校用に提供してきた仮想空間教材アプリを「Expeditions」として一般に公開した。

「Expeditions」では、VRヘッドセットとスマートフォンを組み合わせることで、世界中の遺跡や熱帯雨林、渓谷などを3Dで体験することができる。ユーザは訪れるのが難しい世界各地の光景を見ることができ、これまで学生だけに限られてきた知見を限りなく広げることが可能になる。

参考URL:https://edu.google.com/expeditions/

対応OSは、iOSとアンドロイドだ。

Expeditionsを App Store で – iTunes – Apple
https://itunes.apple.com/jp/app/expeditions/id1131711060?mt=8

Expeditions – Android Apps on Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.vr.expeditions

アプリ内のコンテンツには、ペルーのマチュピチュ、南極、インドのタージマハルやローマのコロセウム、アメリカ建国の父アレクサンダー・ハミルトンなど、さらには、国際宇宙ステーションまで含まれるというから驚きだ。

また、教育用だけあって、授業での使用の際、生徒はヘッドセットを装着してコンテンツを視聴しつつも、教師が持つタブレットによってコンテンツを切り替えることができる。

VRヘッドセットがない場合は、2Dのマジックウィンドウモードで使用することで360度の世界を体験することができる。

iOS内のアプリ紹介の画像は日本語が記載されているが、コンテンツは英語しか見当たらなかった。今後に期待しよう。

ちなみに、実際にダウンロードして使用してみたが、コンテンツが山ほどあり、飽きない仕様だ。
撮影された映像もしっかりしているため、興味は尽きないだろう。

私は、アフリカのジャングルを体験してみたが、目の前にゴリラが見えたときは、思わず声を上げて驚いてしまった。
大人の自分ですら、これほどに楽しめるため、想像力豊かな子供たちは、きっとすごくワクワクするだろう。

VRヘッドセットは教育用ではダンボールで作られた簡易的なものを使っているケースがほとんどであった。100円ショップでも買えると噂されているので、本当に教育にお金のかからない時代になったと思う。

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