動画配信のプラットフォームとしては、利用者数、動画数において、Youtubeに大きく水をあけられているものの、玄人人気の高いVimeo(ビメオ)。web業界のクリエイターなら知っておきたい、このVimeo(ビメオ)サービス。
https://vimeo.com
そのVimeo(ビメオ)において、360度動画も配信可能になっているのをご存知でしょうか？もちろん、VR対応になっているので、まさに、Youtubeと同じです。
大きな違いは、やはり、クオリティですよね。もともと、クオリティの高い動画が多いことで有名な動画共有サイト「Vimeo（ビメオ）」ですから、やはり、そのクオリティの高さは非常にウケが良いです。
なんといっても、最大で8Kの360度動画をアップロードできるんです。いまや、4Kを超えて、最新鋭の8Kです。細かく説明をすると、4Kテレビだと、縦横共に3,840×2,160ピクセル、8Kテレビだと7,680×4,320ピクセル。「スーパーハイビジョン」の規格なんです。
もう１つの特長は、ストリーミング配信の動画でも4Kでの視聴が可能なんです。つまり、ライブ放送でも、その映像の美しさはすごく、たとえば、PS4とかのライブ配信をしたとしても、Youtubeなら、4KのPS4でも、結果的に、4Kで見れないのですが、Vimeo(ビメオ)なら、4Kの美しさで見られるのです。さらに、細かいことを言えば、Vimeo（ビメオ）のスマホアプリにはオフライン再生機能もあるから、クオリティの高い画像をがんがん楽しめるようになっているわけです！
▼Vimeo（ビメオ）の360度動画の専用ページ
https://join.vimeo.com/360/?
＊英語版です。
Vimeo（ビメオ）の360度動画のサンプル
Vimeo（ビメオ）の360度動画は、動画タイトルの横に「360」バッジが表示されます。また、360度動画だと、どうしても、どの視点で見ているかがわからなくなるのですが、さすがは、Vimeo（ビメオ）さん、ユーザーが見る方向をコントロールできるように、「コンパス」という機能も搭載。これによって、どの視点で見ているかもわかるようになっています。
ちなみに、VRのヘッドセットについてはサムソン（Samsung）の「Galaxy Gear VR」や「Google Daydream」といったヘッドセットと連携しています。
▼日本人が作ったVimeo（ビメオ）の360度動画
360 Video – 月明かり Moonlight
360 Video – 月明かり Moonlight from kazuaki kashima on Vimeo.
いかがでしたでしょうか？
web業界では、vimeoの良さである、広告表示が少ない、安い有料アカウントが作れる、といったメリットも注目されていますが、今後、360度動画対応の面でも、Vimeo（ビメオ）のよさはピックアップされていきそうですね！
