VRを使った斬新な競合対策。VRでライバル企業の粗末なサービスを暴露する!?

事例

格安航空(LCC)の反対の言葉をご存知ですか?

「レガシー・キャリア」と呼ばれるそうです。

LCCは、接客、フード、機内サービスを大幅コストカットして、搭乗券を激安で販売する航空会社です。

たとえば、関西国際空港から韓国に行く場合、
レガシー・キャリアのエコノミー・クラスの正規料金が10万円超なのに対して、
LCCだと半分以下の金額で乗ることもできます。

現在、この2つのキャリアで大きなバトルが起こってます。

LCCに乗客を持っていかれたレガシー・キャリアは、価格を下げる挑戦をする一方、
以下に我が社のサービスが素晴らしいかをバンバンCMなどで強調していますね。

そんな中、アメリカでレガシー・キャリアであるオランダ航空が暴挙(?)に出ました。
なんと、LCCに乗る前の乗客に、簡易のVRゴーグルを配布。

VRゴーグルが配られたLCCの乗客は、
専用アプリをダウンロードしてVRゴーグルを覗くと
なんと、そこには、LCCの質素な機内ではなく、ラグジュアリーなオランダ航空の機内が映る仕掛け。

凄まじいプロモーションですね。
このユーモラスな取組みは、航空業界の専門メディアだけでなく、様々なオンラインメディアで取り上げられているようです。

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