1990年代「リフォームする前に、リフォーム後が見た~い」→空気が凍る。しかし、現在2017年→「はい。すぐにご用意します。」

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1990年代に「リフォームする前に、リフォーム後が見た~い」とリフォーム業者に言ったら、
鼻で笑われたでしょう。

80年代だったら、「私どもは、ドラえもんではありません。」とからかわれたかも知れません。

しかし、現代は「リフォームする前に、リフォーム後が見た~い」というと、「ありがとうございます。かしこまりました。」と言われる時代になった。

種明かしをすると、大京穴吹不動産は、リフォームした後の部屋でVR体験させてくれるサービスを開始した。物件は同社の中古マンション物件の購入時において限定される。

参考URL:バーチャルリアリティでリフォーム後を体験 - 大京穴吹不動産

中古マンション物件の購入はこれまで、入居中の部屋を見るか、がら空きのリフォーム前の部屋を見るか、誰かがリフォームした後の部屋を見るかに限られていた。

しかしこれからは選択肢が増えて、リフォーム前の部屋をVRによりリフォーム後の部屋を再現。
体験できるのだ。

購入検討者からすれば、自分でリフォームした後をより具体的にイメージできる。
それにより、購入促進となる。

だれでも、汚いリフォーム前の部屋をみて、購入を前向きに考えるのは、よほどの好条件か、想像力豊かでないと難しい。

しかし、理想のリフォーム後を見ることで、購入への障壁は少なくなるはずだ。

業者にとっても、物件オーナーに高額のリフォームを薦める必要もなくなる一方、
オーナーも少額で、リフォーム前物件の購入率を上げることができる。

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