来場者数まとめ:VRで人気のゲームセンター、テーマパーク

テーマパーク

ゲームセンターが再び活気を見せている。
インベーダーゲームやパックマンなどのアーケードゲームで、一世風靡したゲームセンターは、ニンテンドーなどが開発したコンシューマーゲームにとって代わられ、81年に80億ドルだったアーケードゲーム業界(全米)の売り上げは、99年には10億ドルに激減。

 

再びトレンドの兆しを見せたのは、VRゲーム機を設置したゲームセンターだ。
ゲームセンター大手のアドアーズは、「VR PARK TOKYO」を昨年12月にオープンさせ、オープン後2ヶ月で来場者数1万人を達成。東京都豊島区にあるSKY CIRCUSでは、VRを活用したアトラクションで1カ月半で5万人が来場。ロサンゼルスでも、アイマックス社のVR施設が開業から3カ月で1万5000人以上の来場者を呼んだ。

一時期、ゲームオーバーとなったゲームセンターは、コンシューマーゲームからその地位を奪還しようしとしている。

1カ月半で約5万人が来場:SKY CIRCUS(池袋・サンシャイン60)

「サンシャイン60」の展望台は、昨年4月に「SKY CIRCUS サンシャイン60展望台」としてリニューアルし、来場者数が1カ月半で、約5万人を超えた。オープン当初からテレビ、雑誌などのメディアの注目度も高く、カップルから家族連れ、ママ友同士などから幅広い支持を得ている。
参照元:SKY CIRCUS http://yoyaku.skycircus.jp/vr.html

人気のアトラクションの1つに「TOKYO弾丸フライト!」がある。
「TOKYO弾丸フライト!」とは、ゴーグルを装着し、人間大砲型マシンに乗り込み、未来の東京の名所をフライトできるVRアトラクション。人間大砲で撃ち出されたような体験が楽しめる。送風機で向かい風も再現し、物理的な刺激も盛り込んでいる。

3カ月で1万5000人以上が来場:アイマックスVRエクスペリエンスセンター(L.A)

今年2月、ロサンゼルスにオープンしたアイマックスVRエクスペリエンスセンターは、最先端のVRゲームを楽しめる施設。広い倉庫のようなフロアに、白く光る壁に埋め込まれた液晶画面、青白い照明、それ事態は、味気ないのだが、このシンプルな作りが「没入型ゲーム体験」としてウケている。3.6メートル四方の空間には、スター・ウォーズや地上400メートルの綱渡りなど、7種類のゲームが設置されている。

アイマックスVRエクスペリエンスセンターは、開業から3カ月で1万5000人以上が来場。今後はカリフォルニアやニューヨーク、イギリス、上海などに5000以上のVRアーケードを設置する計画だ。

オープン後2ヶ月で来場者数10000人を達成:VR PARK TOKYO(渋谷)

2016年12月に設立したVRテーマパークの「VR PARK TOKYO」は、オープン後2ヶ月で来場者数1万人を達成したことを発表。

稼働率は、週末で90%以上・平日70%以上にものぼる。VR施設で初めて入場料制を導入したほどだ。

3日間でおよそ9万人を達成:3D&バーチャル リアリティ展(ビックサイト)

ゲームセンターではないが、今年6月に東京ビッグサイトにおいて盛大に開催した3D&バーチャル リアリティ展では、なんと9万人近い8万8000人に来場者があった。業界全体の潜在規模の大きさと注目度を感じさせる数字だ。人を集めるというマーケティングの中でも難しいといわれる分野に、ものすごい切込みをかけるVR、今後も目が離せません。

 

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