日本ではまだまだ浸透していない不動産物件の3Dツアー、3D動画。スマホで見ても、PCで見ても、写真での紹介しかない不動産物件は山ほどあります。賃貸物件、分譲物件、どちらもそうですよね。最近やっと、新築の分譲物件では、Youtube動画での説明のついた物件情報が増えてきました。ただ、Youtube動画だと、スマホだと見たいところをピンポイントで見るのは、なかなか難しいですよね。
海外の不動産業界では3Dツアーでの物件内覧が増えている
海外では、実際に3Dツアー、3D動画を活用している例はたくさんあります。
たとえば、こちらの住宅、家のように、簡単に詳細を「探検」できます!
ほかにも、このような物件とかも!
アメリカの不動産会社の社長さんであるJohn De Souza氏はMatterport社の3Dツアー、3D動画ソリューションについて、このようなコメントを寄せています。
「不動産の専門家として、競争力を維持するために最新の技術を導入していく必要があります。Matterport社のソリューションは我々がより多くの顧客を獲得するために非常に役立っています。」
また、このMatterport社の3Dツアー、3D動画サービスの強みとしては、奥行きや高さの表現が非常にわかりやすいことです。たとえば、せっかく、天井の高さにこだわって作った物件なども、写真では、なかなかそのよさ、こだわりを伝えることが難しいのが現実です。ところが、Matterport社の3Dツアー、3D動画サービスを使えば、天井の高さを表現するのは非常に簡単です。人の目で天井を見ているのと同じ感覚で見上げることができるからです。また、ユーザーの操作によって、奥行きなどの表現もできるため、ウォーキングクローゼットの奥行きが広い場合、その特徴を見事なまでにリアルに表現することも可能です。
Matterport社の3Dツアー、3D動画サービスの効果は?
上記の3D動画をご覧いただくだけで、不動産業での利用イメージは付くと思います。ただ、実際に、3Dツアー、3D動画ソリューションの撮影をして、Matterport社のサービスを導入をすることによる反響、効果はどうなっているのでしょうか?
その答えは、Matterport社のwebサイト内にあります。
webサイトで写真を掲載する普通の不動産営業と比較して、Matterport社の3Dツアー、3D動画ソリューションを使うことで、電話問い合わせのユーザー数は95%の増加。その後商談につながったケースは、3倍に増加した、とのことです。
すごい成果ですよね。実際ユーザー心理から考えると、スマホで物件のイメージが付くので、余計な問い合わせをしなくなる、あるいは、イメージがわいて、実際に物件を内覧しにいきたくなる。どちらにせよ、ユーザーの理解度があがっているため、商談につながるということなのでしょう。営業効率の向上にもつながりますね!!
Matterport社の不動産事例:映画俳優エディ・マーフィの旧豪邸
最後に、Matterport社の3Dツアー、3D動画ソリューションで、ユニークな事例をご紹介いたします。
現在もハリウッドで大活躍の俳優エディ・マーフィが、かつて保有していた豪邸の事例です。
出典 http://www.crank-in.net/person/491
エディ・マーフィの旧豪邸
https://matterport.com/3d-space/eddie-murphy-house/
こういう遊び心のある物件紹介も可能です。
不動産会社自体のPRとしても使えますよね。
なお、Matterport社の3Dツアー、3D動画サービス事例は以下でたくさん閲覧可能です。ぜひ1度ご覧になってください。
https://matterport.com/gallery/