シティホテルなどで導入が進んでいる360度動画。しかし、まだまだ、バーチャルリアリティ空間の演出は、そこまでできているわけではないのが現状です。というのも、動きのない、パノラマ写真の延長になっているからです。ただ、シティホテルは、物件の近くに多くの利用者がいます。そのため、まだ、PRとして、実際の施設での展開がPRの武器として成立しています。だが、リゾートホテル、リゾート施設、観光地はどうでしょうか?
遠方だからこそ、VR体験が集客の武器になる!
弊社のお客様でmatterportのVRを導入していただいた施設さまは、VR(バーチャルリアリティ)体験が、お客様のイメージ喚起につながったと喜んでいらっしゃいました。このお客様は都心にある施設のお客様ではなく、アクセスしにくい場所にあるお客様でした。そのため、施設のサービスイメージをかき立てるものが必要と思っていたので、matterportのVR動画がマッチしたようです。
同じことは、観光地や、リゾートホテルなどでもありますよね。観光名所や地域の施設、イベント会場などをmatterportのVRで配信し、興味を持ってくれる人を増やすというプロモーションです。
遠いため、なかなかいけない。webで見ても、イマイチイメージがわかない。そういったときに、非常にわかりやすく説明できるのが、matterportのVR動画です。
実際に、360度のパノラマ映像では、北海道の観光名所やイベントを配信しています。
「Panon Library」というサイトです。
http://3dvr-market.com/
たとえば、さっぽろ夏まつり大通公園ビアガーデンの様子。
イメージがわきますよね!
じゃらんも展開するバーチャル旅行コンテンツ
じゃらんでも、このように360度ビューの映像特集が展開されています。
http://www.jalan.net/theme/vr/magazine/family_jalan/20160527/
もちろん、東京近郊もありますが、いわゆる地方の観光地が多いことに目を引きます。これはアクセスがしにくいから、VR(バーチャルリアリティ)で、旅行者のイメージをより引き出してもらうための工夫ですね。
ただ、VR、VRとコンテンツの展開をしていっても、明確な目的をもって設計されていないと効果は下がる一方です。よりインタラクティブで、利用者が操作をしたり、利用者が探したい情報を自分で探れるコンテンツの方が、効果は出てきます。
matterportのVR(バーチャルリアリティ)体験動画は、そういった観点でも、プロモーションを効果的にしてくれるツールです。夏のイベントや、プロモーション展開がある今こそ、次の9月のシルバーウィーク、10・11月の秋の行楽シーズンへの準備のしどきです。