VRゲームは、今後4年で急速に成長すると予測する者は多い。
グーグル、サムスン、ソニー、インテルやヘッドセットメーカーはVRの普及活動に躍起だ。
インテルでは、クリエイターらにVRデバイスを提供したり、同社のVRスタジオの活動を通じ、コンテンツがどのように受けとめられるかを知る機会を与えている。
インテルのVRマーケティング戦略担当者は、
「VRの発展にはコンテンツが欠かせない。360度動画にしても現状ではまだ制約が多く、完全にインタラクティブとは言えない。仮想空間の真ん中に立っているような気分が味わえたとしても、映像の中の物体を手で拾い上げられるわけではない。でも、ここで重要なのはVRを楽しむ消費者が何を求めているかを理解することだ」と語る。
参考URL:https://forbesjapan.com/articles/detail/17657
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一方、ポケモンGOの大ヒットが話題になった任天堂では、9月7日のテクノロジーカンファレンスで、任天堂は現在のところVRゲーム市場に積極的に参入することはないと述べた。
そう語るのは、アメリカの任天堂の社長兼最高執行責任者であるレジナルド・フィサメィ氏。
同氏は、任天堂がこれまでVRに関心を持ったことを明かした上で、「真に楽しむことができるVR体験は現在のところ登場していない」と公言。
参考URL:http://www.moguravr.com/swich-vr/
ARへの注力があっても、VRへの積極参加は当分、見られないだろう。
今年3月に発売された任天堂の新ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」がVRに対応する可能性があると噂されているが、対応ソフト単体では、可能性はあるにしても、任天堂が積極的にVRを推奨する動きは、まだまだ先とみられる。