VR+360度動画コンテンツで、流行の兆しを見せるトレーサビリティ系コンテンツ。前回は、日本コカ・コーラ株式会社が展開するミネラルウォーターブランド「い・ろ・は・す 」について取り上げましたが、今回は、あの、カゴメトマトジュースについてご紹介をいたします。
自信があるから公開できる!カゴメトマトジュースのVR+360度動画
トレーサビリティ時代とはいえ、なかなか自信をもって公開できないのが、メーカーの大変なところ。もちろん、各社思いがある中で、工場見学、社会科見学などのツアーを展開していますが、期間限定、日時限定のパターンが多いですよね!
しかし、カゴメ社は、そこを自信をもって、公開しています。カゴメさんのの契約農家で収穫したトマトが、あの有名なトマトジュースになるまでの様子を見れるのです。これは、安心できるコンテンツですよね!
さっそくですが、カゴメさんの動画は、こんなVR+360度動画です。
Youtubeでの映像です。
食品トレーサビリティ(物品の流通経路を生産段階から最終消費段階あるいは廃棄段階まで追跡が可能な状態)は、本当にwebとの相性が良いですね。実際の現場の表現は、もちろんですが、契約農家についても表現できるんですから。
このVR+360度動画は、Youtubeなので、もちろんスマートフォンからも、そしてパソコンからも閲覧可能です。バーチャルリアリティの工場見学コンテンツとしては、こういった展開は、スマホデバイスで閲覧できるのが、もう定番ですね!!
カゴメ社のVR+360度動画特設ページ
http://www.kagome.co.jp/tomatojuice/vr-factory/
このVR+360度動画の面白いところは、動画内でクイズなども展開しているところです。たとえばですが、「トマトはどんな水で洗っているのでしょうか?」などのクイズを動画内で出し、動画内を移動させると、答えのフリップを持ったスタッフの方がいるという寸法になっています。
こういった360度動画ならではのクイズコンテンツはユーザーのアクションを誘引するので、ユーザーアクション換気型として、非常に効果的だと思います。また、品質チェック項目は、これですよ~といった一覧なども記載していて、非常に勉強にもなります。
いかがでしたでしょうか?カゴメさんの非常によく考えられた動画展開、トレーサビリティ展開。ちなみに、CSR的に、「カゴメ工場たんけん隊」というコンテンツも企業サイトの中では展開されています。
http://www.kagome.co.jp/factory/
野菜ジュースなどはこんな形で画像で表現していますが、やはり、VR+360度動画の方が説明をしやすいですよね!
http://www.kagome.co.jp/factory/make/yasai/