360度動画で、しかもVR映像を実現している「マターポート」(Matterport)。このサービスを活用してイベントを盛り上げようという企画はすでに海外ではいくつか事例があります。特に、PRのうまい自動車系のイベントでは、その活用が上手にされています。
今回は、そんな自動車業界にフォーカスして、VR映像サービス、マターポートの活用事例をご紹介します。360度動画ではなしえない、体感!そして、興味関心からアクションへの誘導といったマターポートのよさを活かした展開となっています。
マターポート事例1:NEC Classic Car Show 2016
以下実際のマターポートコンテンツです。
クラシックカーが色よく表現されていますね!ご覧のとおり、通常クラシックカーだと、傷ついたりしてはまずいので、柵が設けられたりしています。そのため、ユーザーは近くで見ることが難しい状況にあります。
でも、マターポートの映像なら・・・そう、近づいてみることができます。VRで見ていただけると、より、クラッシクカーの中身を見ることができます。
お子様と一緒にwebでも、そして、スマホでも、タブレットでも見れます。PRにはもってこいの演出ですよね。
マターポート事例2:Toyota Booth at GIIAS 2016
トヨタさんの自動車ブースの模様を撮影したのが、こちらです。
https://matterport.com/3d-space/toyota-booth-giias-2016/
見てください!車の内部に、青い○印がありますよね。ここから、説明文が出て、リンクで飛べるようになっています。これによって、ユーザーの理解度を飛躍的にあげることができます。
同時に情報欲求の高いユーザーをwebに誘導できるため、そのほかのページへと誘うことができ、コンテンツ回遊を促進できます。トヨタさんの事例ではないですが、実際、マターポート経由で入ってきたユーザーの平均回遊率は、通常の回遊率の240%以上高いといわれています。
マターポート事例3:De Graafschap Business Expo
こちらもイベントブースです。ビジネスショーでの活用事例ですね。車の演出もそうですが、なんとフットサルコートも。
遊び要素を演出したブースへ集客できるように作ったので、そこはwebでも露出していったほうがいいですよね。もちろん、youtubeなどで動画配信してもいいと思うのですが、ユーザー自身が回遊できるマターポートの方が、詳細部分を見れます。結果、いろいろな情報の取得ができるため、よりユーザー、顧客視点のコンテンツになりますよね。
いかがでしたでしょうか?
このように海外では、マターポートを活用したイベントやショーの事例はたくさんあります。イベントやショーの場合、どうしても特定エリアになります。ただ、ターゲットユーザーは特定エリアにいけない場合もあります。そんなとき、ユーザー視点でのコンテンツとなりうるのがマターポートです。コンテンツマーケティングは、SEOだけではないです。ユーザーが興味を持ってもらえるコンテンツを提供するのも、コンテンツマーケティングのポイントです。