360度動画、VR動画は、今年大きく普及をし始めていますが、まだまだバーチャル体験ができる施設は少ない状況です。そんな中、意外と進み始めている領域が、教育領域なのをご存知ですか?
今回はアメリカで実際にある、いわゆる、子供の職業体験施設を、マターポートで、360度動画、VR動画で展開されている事例についてご紹介します。
なぜ、今、教育で360度動画、VR動画?
ここにおいては、やはり、図がわかりやすい。動画がわかりやすいコンテンツになるから、というところが大きいと思います。特に、子供たちとのコミュニケーションにおいて、言葉はなかなか難しいですが、図や写真は伝わりますよね?
さっそく、そんな中で、今回ご紹介するのが、アメリカ版の「キッザニア」のような職業体験施設「Pretend City」のマターポート(360度動画、VR動画のプラットフォーム)を活用した事例です。
Pretend Cityとは?
カリフォルニア州アーバインにある施設です。NPO法人が運営されているようです。Pretend City公式サイトを見てみるとわかるのですが、とてつもなく広い敷地の中にあるようですね。教育の方針については、子供たちの可能性をいろいろと引き出そうとされているようで、とてもすばらしいと思います。
では、さっそく、職業体験の施設、Pretend City Children’s Museumの360度動画、VR動画を見ていきましょう。マターポートのこちらの画面、動画をご覧ください。
正直日本の施設規模で考えると、日光江戸村のように非常に大きくできています。そして、そもそも、大きなお店やさんごっこができるように、街のいたるところに、お店や、街にありそうな郵便局などが並んでいます。
マターポートならではの機能で、動画内に、説明文やリンクを貼れるのですが、こちらの職業体験の施設、Pretend City Children’s Museumさんでは、各エリアの説明に利用されています。たとえば、ここは港エリアです、ここはパーキングエリアです、といった場所の説明をしてくれています。
もう少し、360度動画、VR動画のマターポートらしさを活用できるように、この世界観の中で、動画や公式サイトへのリンクがあったらよかったかもしれないです。とはいえ、この世界観を、スマートフォンで閲覧も可能なので、子供に、今週末、ここに行こうか~という説明をするのにもいいですよね!
Pretend Cityの公式サイト
https://www.pretendcity.org/
Pretend Cityのレビュー情報など
https://www.yelp.com/biz/pretend-city-childrens-museum-irvine
ちなみに、キッザニアさんの公式サイトもご紹介しておきます。
http://www.kidzania.jp/