日本では、まだ馴染みの少ないVR化されたショッピングモールコンテンツ。お隣韓国では、国が主導で展開を始めるようです!!さすがに速いですね。
2017年9月OPEN!韓国のVRショッピングモール
韓国では、2017年9月に開催される「コリアセールフェスタ」にて、VRで商品を購入できる「VRショッピングモール」を展開するそうです。
「コリアセールフェスタ」は、韓国政府主導で行われるイベント。韓国の流通、製造、観光、文化企業が参加する大規模なフェスイベントです。実施期間は、2017年9月28日から2017年10月31日まで。
すでに告知サイトはOPENしていて、まるで日本のECサイトのような出来栄えで展開しています。
コリアセールフェスタ公式サイト
https://www.koreasalefesta.kr
この「コリアセールフェスタ」の中にできるのが、VRショッピングモールです。このVRショッピングモールは、なんと、VRで買うと、各種商品を割引で買えるみたいなんです。これは面白いですよね。
実際、このVRショッピングモールでは、現代百貨店、Eマート、LG電子、ロッテ百貨店正式にに参加表明しているので、商品もかなりの数、質が期待されます。日本でも、こういったイベントを国が主導したら、面白いですよね。
バーチャルイベントの考え方
VRショッピングモールは、基本、360度動画の世界観が必要な上に、VRを見られるデバイスが必要になります。そこまで、VRにこだわる必要があるかどうかは疑問ですが、バーチャルな世界観でのECは確実に面白い手法ですよね。
そのうえ、来場しなくても、商品が買える。これは日本国内でも、遠方の方にも商品を見てもらえて、買ってもらえる可能性があがるので、いい考えだと思います。従来のECサイトだと、商品のイメージがつかないものでも買ってもらえる可能性が高まります。
国主導で、こういったバーチャルイベントを仕掛けていけるところは、韓国がITでのマーケティングに比重を置いている証拠ですね。
ちなみに、360度動画で、しかもVR映像を実現している「マターポート」(Matterport)では、ショッピングではないですが、このような車の展示会での展開も可能です。
ショッピングの面となると、先日ご紹介した家具の展示会などでも、ECへのダイレクトな流通展開をしています。
今後、日本でも、こういったバーチャルイベント+ECの展開が期待されますね!!