360度動画の広告は今後出るのか!?サイバーエージェントのインタビュー記事にそのヒントが!

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サイバーエージェント(以後、CA)は、11月15日に2017年国内動画広告の市場調査を実施し、下記URLで公表をしています。

サイバーエージェント、2017年国内動画広告の市場調査を実施

2017年の動画広告市場は、前年対比163%成長の1,374億円に。 スマートフォン動画広告需要は190%成長を遂げ、市場全体の8割に達する見込み。 2019年に2,000億円、2022年に3,000億円を突破し、2023年には2.5倍の3,485億円に。

前年対比163%とはかなり大きな成長ですね。2017年はまた、CAはその要因として、アプリプロモーションを目的とする動画広告の需要が大きく増加したことも、後押しの一因となったと発表しています。

現在の動画には、ユーザが操作できるインタラクティブ性は、ほとんどありません。

だた、2018年意向、360度動画のような動画広告が広がりを見せるのではないかと、
同社 インターネット広告事業本部 統括の淵之上 弘氏は語っています。

ただ単に、見るだけの動画広告ではなく、360度動画のように自分の動きに合わせてクリエイティブが変化したり、プレイアブルゲーム動画など、ユーザーがクリエイティブに直接触れて直観的なコミュニケーションを取ることが出来るようなクリエイティブが2018年は増えてくのであろうと見ています。

ゲームの動画広告が増える中、360度動画を広告とし、そのインタラクティブ性にユーザの反響率を求めるのは自然な流れかも知れません。
360度動画の広告をプラットフォームはもちろんですが、広告コンテンツとしてどのように配信するかは、今後が楽しみです。

淵之上氏は、360度動画広告の見せ方は、広告代理店の腕の見せ所とも語っています。

2018年はまた、色々な新しい動画フォーマットが出て来る中で、広告主や広告会社はどのように工夫して使うかが求められるようになるでしょう。また、結果としてある程度の集約化が進むと見ています。使い方の部分に関しては、私たち広告会社としての腕の見せ所であると思っています。

参考:サイバーエージェント事業責任者に聞く、動画広告市場の2017年と2018年 [インタビュー]

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