不動産物件の賃貸契約や売買契約にVRを活用する事例が増えています。
遠隔地から、仮想現実で不動産物件をユーザに見せるサービスが主で、
沖縄など遠方のマンションの契約率が伸びていると話題になっています。
VRでマンション成約率が10%アップ。沖縄分譲マンションの実績データ公開
では、実際に物件に行かずに、物件をVRで見たいという顕在意識をもったユーザはどれくらいいるのでしょうか??
まずは、「VRで内見したい!」と調べる人はどれくらいいるか、
Googleキーワードプランナーで、一ヶ月あたりの検索数を調べてみました。
■「VR」と「不動産」の関連キーワード候補 一覧(検索ボリューム順)
1位:「vr 不動産」320回
2位:「不動産 vr」320回
3位:「vr 内 見」210回
4位:「vr 住宅」110回
5位:「住宅 vr」70回
6位:「マンション vr」70回
7位:「vr マンション」40回
8位:「ナーブ 株式 会社 評判」10回
9位:「vr 内 見 ナーブ」10回
10位:「バーチャル 内 見」10回
それほど、VRでの内見を主の目的として、探している方は多くないようです。
認知度はまさにこれからという感じですね。
ちなみに、「vr 内見」でGoogle検索すると、こんな表示結果となります。
ほとんどが、VR制作会社のサービス案内です!!!
現段階では、不動産のVR内見サービスは、認知がこれからという段階にありそうですね。
「VRだから!」という明確な理由がユーザにあるのではなく、
お家探しのサービスの延長線でのVR内見サージ素を利用するといった流れが多いと感じます。
新規顧客マーケティングの側面で考えるよりは、
遠隔で内見できない、内見が手間と考えるユーザに対してVR内見を提供することで、
機会損失を下げ、最終的に契約率を上げることの方が重要度が大きいでしょう。