カラーテレビが普及したのも東京オリンピック。なら、VRも東京オリンピックから普及する!?

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そういえば、カラーテレビが普及したのも、東京オリンピックだった。
では、次回、2020年の東京オリンピックでは、VRが普及する、そう言い切れないだろうか。

2020年の東京オリンピックには、VR普及のターニングポイントとなる可能性がある。

第一点に、半導体大手のインテルが2024年までのオリンピックの世界公式パートナーになったことを今年6月から発表した。
2018年2月の韓国の平昌で開催される冬季大会から、同大会の16の競技がIntelの「True VR」で配信される予定だ。

撮影には複数台のドローンの使用が見込まれ、臨場感あふれる映像がお茶の間を沸かすと思われる。

16競技のみのVR配信のため、もし視聴率増が見込まれれば、他の競技でのVR撮影に期待できる。

ちなみに、冬季オリンピックより夏季オリンピックの方が資料率が高く、伴いスポンサード費用も上がってくるだろう。

視聴率を上げる施策には、スポンサーも躍起なため、本格的にVRのターニングポイントは、次の夏季オリンピックである東京オリンピックと
思われる。

VRが東京オリンピックが契機になる理由は、もう1点。
近年は、情報メディアが乱立し、試合を全部見なくとも、ハイライトだけ見られれば満足というユーザが増えてきている。

スポーツ以外のコンテンツも有り余るほど充実した世の中で、多額のスポンサード費用を払ったクライアントが満足できるだけの広告費用効果を
得るのは年々、難しくなっているのではないか。

そういった懸念を打ち破る意味で、VRは視聴者に新しい切り口を与える。
下記の動画を見てみよう。FOX SPORTSが制作したVR中継だ。

視聴者は好きなスタジアムの試合を好きな視点から見ることができる。贔屓のチーム側最前列から見ることはもちろん、選手や審判の視点でゲームを見ることも可能

参考URL:
https://vrinside.jp/news/vr-soccer-livelike/

ユーザの満足度を上げて、試合の閲覧時間が伸びれば、ユーザとスポンサーはWIN WINだ。
このVRの流れが東京オリンピックから、本格化するのではなかろうか。

カラーテレビの普及といい、東京オリンピックというのは、何かの契機となる”魔物”が潜んでいるのかも知れない。

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