360度動画を活用したマーケティング事例は日々増えてきています。ユーザーの反響がよいのと、やはり、見栄えがよくなるというところからでしょうか。その中でも、最近、増加しているのが、大学キャンパスを360度動画で紹介する事例です。もちろん、VR対応の動画なのですが、これには深いわけがありそうです。
大学キャンパスを360度動画で紹介していく事例が増えるわけ
最近の大学のマーケティング活動で、一番気にされているのが、やはり、「少子高齢化」に伴う、入学志願者の数の減少です。そこで、各大学が取り組んでいるのは、当然ながら、他大学との差別化になっています。
しかし、実際、カリキュラムや学ぶ内容の差別化については、すでに行われていますし、詳細な部分は表現しにくい上に、高校生には伝わりにくい内容となってきます。
しかし、入学した大学生のやる気・楽しいイメージの演出となると、非常にわかりやすくなります。しかも、動画や画像などのコンテンツであれば、スマホなどで閲覧が可能なので、高校生にも伝わってきます。
そういった観点で、大学側も、他大学との違いを明確に訴求できる、キャンパスの表現を360度動画(VR動画)などで演出していることが多いようです。
事例1 東京工科大学 学生らが制作した360度、VR動画
東京工科大学のメディア学部の事例です。
http://www.teu.ac.jp/press/2017.html?id=128
「360度動画」の研究の一環として、360度動画を製作したようです。
しかも、ドローンを使っているのが面白いですよね。
大学キャンパスの紹介で、ドローンを使うことも非常に増えているのですが、それに加えてVR動画コンテンツを展開していく。これが興味深いですし、学生たちのやる気が垣間見られます。
◆Youtubeのチャンネルも動画がいっぱいです!
https://www.youtube.com/user/TokyoKokaDaigaku
事例2 淑徳大学 4つのキャンパスの360度、VR動画
淑徳大学には、千葉・千葉第二・埼玉・東京キャンパスと4つのキャンパスがあります。この4つすべてにおいて、360度、VR動画を製作しています。
遊び要素として、360度動画の中にある淑徳大学マスコットキャラクター「しゅくとくま」を探せ、みたいなものも展開しています。こういった遊び要素もいいですよね。もちろん、動画の中には、学生たちが登場しています。
学食などもきれいに写っていて、こういう部分もいいですよね。
こちらは東京キャンパスの様子です!
どの動画も明るくて、大学のイメージがとってもよく出ている感じですね!
事例3 同朋大学 ウォーキング型360度、VR動画
キャンパス内を自由に見て回りたい!そういう高校生も多いことでしょう。しかし、やはり地方の場合、なかなか都度都度行くことも難しいですよね。
そこで、同朋大学さんは、キャンパス内を、ウォーキング型360度、VR動画で表現されています。これにより、パソコンや、スマホでも、キャンパス内を自由に閲覧できています。
https://www.doho.ac.jp/laboratory/facility/vr-tour
いつでも、360度自由に見学できるバーチャルキャンパス体験コンテンツなので、学校帰りだけではなく、深夜でも見ることが可能です!
また全体を俯瞰してみることができるので、自分がどこにいるか、そういったのも、ひと目でわかるのがうれしいですね。道に迷いやすい方でも、受験前に1度確認をしておいて損はないはずです!!