被災地の状況をリアルに伝える360度動画の事例

事例

日本の場合、自然災害などはどうしても発生します。最近でも、大雨で九州の各県のほうで、道が陥没したり、など、災害が発生していました。そして、現地の情報は、なかなか他のエリアの方にはリアルには伝わりにくいのが現状です。

ただ、このリアルに伝えることは、現状を伝えることも大事なことですが、同時に、その後、今はどうなっているかを、リアルに伝えていくことも大事だと思っています。そのどちらもが可能となるのが、この360度動画になっています。

熊本地震での360度動画の活用事例

ご存知かと思いますが、熊本地震は、2016年4月14日21時26分以降に、熊本県と大分県で断続的に発生した地震です。発生当時は、非常に多くのマスコミから報道もされ、告知もされてきました。

そんなリアルな地震の状況をしっかりとレポートできるツールとして、この360度動画の手法は活用されています。

▼熊本熊本360°(2016年5月23日〜27日撮影)

もともと、この動画については、熊本地震で被害を受けた九州各県にたくさんの方に観光に訪れてほしいという想いから、撮影がされたものなので、こういった記録的な内容は非常に有益だと思いますし、大切だと思います。youtubeの360度動画なので、結果的に、VR動画としても機能しています。
※もちろん、すでに、現在の状況とは異なっていると思います。

つづいて、朝日新聞さんでも、熊本城についての360度動画がありました。

▼【360度動画】熊本地震から半年 熊本城の天守閣付近(高画質版)

こちらは、熊本県熊本市中央区にある熊本城の様子や、熊本県阿蘇郡にある下城の滝の様子などがレポートされています。

地震などは、そのときのことを知る場合、なかなかリアルに見ることはできません。ですが、こういった形で事後でも、伝わるものが残っていくことが大事なのかと思っています。その際、写真では伝わらないことも、360度動画のように広い視点で閲覧できるようにすることで、地震の復興についても、伝わってくる箇所は非常に多いのではないかと思います。

▼熊本地震復興祈念コンサートおよびロビー展示 VR 360度動画版

こちらは、熊本地震から1年を経過しての復興祈念のコンサートや県庁でのイベントの模様を掲載した動画です。ちなみに、このとき、県庁ロビーでは、熊本地震に関する被災・支援状況等のパネルを展示していたり、模擬避難所&物資の展示がされていました。

タイムリーにこのイベントにいければいいのですが、そうではないケースも多いですよね。そういったときに、このような360度動画の視点は、いいですよね。これこそ、クラウド的な発想に基づくものかと思います。

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