最近コンテンツマーケティングの企業導入は非常に増えています。航空業界や、旅行業界、自動車など、webマーケティングの最先端企業だけではなく、クボタ社のようなBtoBの大型ビジネスなどを展開するメーカーでも行われています。
そんな中、コンテンツマーケティングでも、360度動画を活用したコンテンツマーケティングの展開は増えていて、特に、旅行、不動産、自動車という分野では、360度動画を活用したコンテンツを作っている印象があります。今回は、日本でのそういった動きをしている企業のwebサイトをご紹介していきます!
360度動画のコンテンツマーケティング活用事例 SUBARU XV:スバル
論より証拠。さっそく見ていただきたいのが以下です。
Youtubeを活用した360度動画の展開です。
自動車のスバルさんの展開で、SUBARUの新型XVの車内インテリアを紹介する360度動画です。Youtubeでのものなので、こちらは、VRにも対応しています。この動画を見るユーザーは実際にこの新型車の中にいるような感覚を楽しめます。また、360度ぐるりと、車内のインテリアを見ることができます。こういった世界観であれば、普通の動画よりもいいような気がします。
しかし、この360度動画だと、導線がないので、普通の動画とそんなに変わらないかんじですよね。リアルなイメージを演出はできても、実際に、リンクなどが、動画の中にないので、いわゆる、導線がない、コミュニケーション的に説明が不足しやすいコンテンツになってしまっています。せっかくのコンテンツマーケティングなので、動画をきっちり活用して資料請求へ結びつけていきたいですよね!
360度動画のコンテンツマーケティング活用事例 いすず:ELF エルフ
今度は、いすずさんのトラック、エルフの紹介ページです。
https://www.isuzu-elf-no1.jp/3d/
こちらも360度で、トラックを表示して、細部の確認ができるようになっているコンテンツです。アングルを変えられるのは面白いですよね!ただ、こちらは車の中が見えにくいので、もったいないですよね。あわせて、こちらも資料請求へ結びつけていく導線がないのがもったいないところです。せっかく、一般の動画では伝えづらいようなリアルなアングル感を出しているので、あと少し!という感じです。
海外の事例では、このような形で、マターポートを活用して、360度動画から、各詳細ページへ誘導していくマーケティングが行われています。
たとえば、Max Benjaminのショールーム動画です。
Max Benjaminのショールーム
こちら、ショールーム内をバーチャルに体験できるようになっています。このコンテンツであれば、気になった商材などの詳細を把握することができます!なぜなら、、、アイテムごとに、動画内から、webリンクが設置されているからです。
ユーザーがとらえた、せっかくの興味関心をいかに逃がさないか。そこは導線設計によるところが大きいです。コンテンツマーケティングは、人寄せをするだけのものではありません。そこから、いかに、消費者の購買アクションを促していくかが大事です。マターポートの動画であれば、そういった展開が可能なため、うまく、コミュニケーションにつなげられるのです。