コンサート・ライブを360度動画で撮影して、WEB上で配信したい。
そんな夢のようなことが、身近にできるようになりました。
とは言っても、一式250万円ですが・・・
パナソニック株式会社は、9月20日より非圧縮4K出力対応の業務用360度ライブカメラを発売。
ライブ放送に必須な高画質と低遅延を両立したとのことだ。
業務用カメラなため、かなり価格は高額だが、
360度動画をライブ配信ビジネスとして考えられば、安いかも知れない。
このカメラの特徴としては、4K/30pの高精細な360度映像を低遅延で、つなぎ合わせて、配信できるところにある。
360度カメラは、通常、異なる2枚の画像をつなぎ合わせるレンダリングにかなりのCPU負荷がかかるが、このカメラは、接合部の被写体を自動で検出、継ぎ目がわからない映像を生成することができるとのことだ。
オリンピックも控えたこのシーズンに、このカメラが大活躍する場は多い。
また、コンサート会場に常備するれば、すぐにでも、高付加価値のライブコンテンツが作り出せる。
まだまだ一般化が課題の360度映像だが、このカメラの登場で一歩近づいたのかも知れない。
プレスリリース:
非圧縮4K出力【2:1正距円筒図法(Equirectangular)※1形式】対応の業務用360度ライブカメラを発売
http://news.panasonic.com/jp/press/data/2017/04/jn170424-4/jn170424-4.html